新型コロナワクチン接種と抜歯インプラント等外科手術について

 

現在新型コロナワクチン接種と外科手術はどれだけ期間をあければいいか明確な医学的根拠はありませんが、いくつかの団体から見解がでているのでご紹介します。

 

アメリカの疾病予防管理センター(CDC) は3月12日時点で歯科処置はワクチン接種前でも後でも行えると述べています。

 

日本医学会連合は4月23日時点で、一般的に外科手術からワクチン接種まで2週間あけるので、新型コロナワクチン接種も外科手術後2週間あけるのがでよいのではないかとしています。ワクチン後の外科手術は副反応の頻度が少なくなる3日目以降に可能ではないかとしています。

 

日本麻酔科学会は5月18日時点で、ワクチン接種後の手術を数日間(最大で1週間)空けると、手術後の発熱などが手術後の反応なのかワクチンの反応なのか区別できるというイングランド王立外科医師会の1月22日の意見を紹介しています。

 

日本口腔外科学会は局所麻酔で実施可能な抜歯などの口腔外科小手術 については、抜歯後1週間以降に(抜糸時に抜歯部位を確認した上で)ワクチン 接種可能の許可を与え、ワクチン接種後であれば3日以上経過して副反応が軽度であれば抜歯等の実施は可能だと考えるとしています。ワクチン接種日には口腔外科小手術後に処方する抗菌薬や鎮痛薬を服用していない方が望ましいと考えるとしています。

 

また新型コロナワクチン接種は予約制で行われることが多いため、ワクチン接種の日程はあらかじめ決まっていることがほとんどです。

 

以上を踏まえ当院としましては、抜歯・インプラント等外科手術はワクチン接種の少なくとも1週間以上前に行い、ワクチン接種後に行う場合は接種後3日以上空け副反応がおさまってから行うこととします。

 

今後ワクチン接種をされる方は日程について遠慮なくご相談ください。